

サイクリングコーディネーターさんと巡るあたりまえハッピー
いっしょに巡った人

3年
PROFILE
福岡県生まれ、元マウンテンバイクプロライダー、株式会社Bike is Life代表。17歳で自転車競技を始め、21歳でフランスに自転車留学。帰国後25歳でプロに転向し、世界選手権に3年連続出場、オリンピック強化指定選手として国際大会で活躍。引退後は台湾で製造・イベント運営に携わり、2018年に現会社を設立。競技普及や人材育成、循環型自転車社会の実現を掲げ活動し、2022年に自転車活用推進功労者として表彰。佐賀市では自転車ポータルサイト「佐賀サイクリングクラブ」の寄り道コース監修など地域連携にも取り組む。2024年にはアジア開発銀行のプロジェクトにも参加。
自転車で走ると、佐賀市のディープな魅力が見えてくる
佐賀市サイクリングコース
私がおすすめするのは、佐賀城から昇開橋、三重津海軍所跡へと巡る、佐賀の歴史ルートです。スタート前に佐賀城本丸歴史館をのぞいておくと、佐賀の歴史がぐっと身近に感じられて、楽しさも増します。途中にある「徐福サイクルロード」は、旧鉄道跡を活かしたまっすぐな道で、とても走りやすいんです。街中にこうした道が残っているのは、実はちょっと珍しいんですよ。










サイクリングにぴったりな道と景色
佐賀平野
サイクリングコースを考えるときは、「いかにストレスなく走れるか」を大事にしています。そういう意味で、平らでまっすぐな佐賀平野は、初心者にもぴったりです。なかでも農道は、交通量も建物も少なく、広い空を感じながら走れます。一面に広がる麦畑が風で“さわさわ”と音を立てるのも、心地いいんですよ。自転車の魅力は、五感で楽しめるところ。佐賀平野は、そんな体験がたくさんできる場所です。









佐賀平野
住所
〒840-2212 佐賀市川副町大字犬井道付近
最後に立ち寄る癒しの古民家カフェ
ギャラリー喫茶 欒(まどい)
サイクリングの締めくくりにぴったりなのが、「ギャラリー喫茶 欒(まどい)」です。三時間半ほど走ったあと、ここでほっとひと息。これこそ理想的なゴールですね。アートに囲まれた落ち着いた店内で過ごしていると、自然と心までリラックスしてきます。コースの最後にここでお茶をしながら、「自転車のある暮らしっていいな」って、そんな風に感じてもらえたら嬉しいですね。









ほかにはどんな佐賀市の人が?
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佐賀に残る歴史の足跡は、自転車で巡るとよりおもしろい。そう教えてくれるのはサイクリングコースの監修や、サイクルツーリズムのコーディネートを手がける山田さん。佐賀市内には思わず走りたくなる道や、気持ちのいい風景が点在しているそうです。自転車に乗って、案内してもらいました。