実は日本一の水都。張り 巡らされた水路がまちも 心も潤してくれる。
佐賀の広い平野に水を行きわたらせるため、先人たちが工夫を重ねて築いてきた水路網「クリーク」は、今も至るところに残っている。総延長は約2,000キロにもおよび、それは北海道から鹿児島まで届くほどの長さ。水の都・ベネチアよりもはるかに長い水路が、まるで迷路のように街のすみずみまで張り巡らされている。